ドキドキの気密測定

2020年02月23日

先日、某物件の気密測定(C値測定)を行いました。

どの程度気密が取れているのか=建物の中と外の隙間がどのくらいあるのか、ないのか。

気密性能を数値として可視化したものです。

 

みなさんにも聞いたことがある、馴染みがある言葉になってきたかもしれません。

UA値ともに表記されるC値ですが、

計算結果によって出てくるUA値と異なり、

C値は、実際に現場で物件ごとに測定しなければ可視化できない数値です。

実際に施工した建物に、どれくらい隙間がありましたよ。なかったですよ。

と分かるということは、

大工工事や断熱工事、電気配線工事などの仕事の評価にも直結します。

つまり、みんな測定結果にドキドキです。

私たちも、もちろんドキドキです。

 

どのように図るのか。。。

建物内の窓を全て閉めて、まずは室内の減圧を行います。

負圧の空間を強制的に作り、外から空気が入ってくるのかどうなのか。

入ってくるとしたらどこからか。を見つけます。

空気の流入が確認できた場合は、その場を補修するといった流れです。

補修ができるように、断熱工事後、室内の壁を貼りだす前に実施しました。

 

気密の数値は、はがき用紙何枚分との表現をされていますが

数値が1の場合は、建物に対してはがき用紙約1枚分の隙間がありますよ。

という意味になります。

つまり、数値が小さければ小さいほど隙間が少ない。ということに。

 

それで、測定結果は!?

1回目。

用紙の上から、日付があり、

モード:自動測定(減圧法)の記載があり、

相当隙間面積: C=・・・これこれ。この数値。

0.3㎠/㎡。ふんふん。なるほど・・・

ん?0.3!!!!

1.0がはがき用紙約1枚分ということは、

はがき用紙の約0.3枚分。え?どのくらい?

はがき用紙の半分が0.5枚分。のさらに半分が0.25枚分。

より少し多め。。。うーん。分かりにくいですが、こんなイメージ。

家の大きさに対しての隙間の大きさなので、良い結果!

 

1回目の測定後、室内を減圧をしたまま空気の流入箇所をチェックしました。

僅かですが、流入していると疑われる個所を補修し、

2回目の測定を行ったところ、0.3を下回りました。

測定結果の用紙は小数点以下第一位までの表記となるため、

2回目の測定結果も四捨五入されて0.3となりますが、

報告書には小数点第二位まで記載いただけるそうです。

 

今回の結果から、

日ごろ作業に当たってくれている職人のみなさんの丁寧な仕事が証明されたことが

なによりも嬉しかったです。

それにしても測定結果を待つ間のドキドキは、なかなかのものですよ。

 

松本